女性が損をする結婚というシステムを、損得以外で捉えられるか? ジェーン・スー覆面女子会 後編

『私たちがプロポーズされないのには、101の理由があってだな』のファンであるアラサー女子が悩みや迷いを赤裸々に「未婚のプロ」ジェーン・スーさんにぶつけた前編につづき、後編では3人が好き勝手に「結婚」に対する疑問をぶつけます。「個人の幸せの追及」と「結婚」というシステムは相性が悪い!? 「結婚」は若い人にはメリットが少なく、「終活」に向けて功を奏すシステム!? パンドラの箱がいま開く……。

[参加者]
猫宮
:出版社営業 27歳 彼氏なし
犬山:システムエンジニア 30歳 彼氏あり
兎川:システムエンジニア 27歳 彼氏なし

彼氏はコンシェルジュじゃないから!

猫宮 私は高望みなんかしてない、自分と同じくらいのスペックだったら誰でもいいと思っているのに相手が見つからないのはおかしい、とずっと思ってたんですけど、そこが問題だったんだって気づきました。自分と同じくらいのスペックの男の人は、自分より物を知らない女の子に教えてあげたいとか、喜んでほしいとか思ってる。

ジェーン・スー(以下、スー) そうそう。自分が主導権を握れないと自尊心が傷つく男性はまだまだいますからね。

猫宮 かといって、自分よりスペックの高い人だと、付き合うのが難しいというジレンマがあります。

スー これは正解かどうかわからないですけど、自分が42歳まで働いてくると、とりあえず1人分の食い扶持は自分で稼いでいけるという自信はつくんですよ。究極的に何かあっても保険に入ってるし、みたいな。
 そうなると、お相手を選ぶ時に考慮するスペックがどんどん減っていくんですよね。お金稼いでるか稼いでないかなんて、自分が稼いでいるから関係ないし。

犬山 同じです。

スー そう、そこに早く到達できると、もしかしたらポンッと結婚できちゃうかもしれない。ただ、今、ほんと自分の人生が楽しくてしょうがない時期ですもんね。お金よりも話してて気が合うとかの方が大事になってくると思うんですけど、そのへんのことは表立って言わない。そこが不遜だという。

猫宮 そうなんですよね。人と話すときは建前を気にして、本当に思っていることと違うことを無意識に言っていたりとか、結構ありますよね。
 私さっき、自分の知らないことを教えてくれる人が好きとか言ったんですけど、実際は「俺が説明しよう!」みたいな人はイラッとくるんですよ(笑)。

スー うるさいよ!ってね。

この続きは有料会員登録をすると
読むことができます。
cakes会員の方はここからログイン

1週間無料のお試し購読する

cakesは定額読み放題のコンテンツ配信サイトです。簡単なお手続きで、サイト内のすべての記事を読むことができます。cakesには他にも以下のような記事があります。

人気の連載

おすすめ記事

結婚したい女性が知らず知らずのうちにやってしまう「プロポーズされない理由」を、”未婚のプロ”ジェーン・スーが徹底解説

この連載について

初回を読む
ジェーン・スーと未婚女子覆面座談会

ジェーン・スー

未婚のプロ、ジェーン・スーさんが、まだ余裕を感じさせる未婚アラサー女子と、切迫感が垣間見える未婚アラフォー女子の覆面座談会を決行。彼女たちの無意識の甘えと本心をずばり指摘! 彼氏は欲しいし、結婚もたぶんしたい、でも独身は楽しい。同じ煩...もっと読む

この連載の人気記事

関連記事

関連キーワード

コメント

MacsoMacson 「「個人の幸せの追及」と「結婚」というシステムは、相性悪いと思う」 「なんであんなにメディアが煽っているのかといえば、それで儲かる会社があるからです。基本的に世の中で宣伝されているものは、お財布を開かせるためにある。」 From https://t.co/gPEe2LXbDD 3年以上前 replyretweetfavorite

sud_du_japon 養育費折半にしてあとはお財布とお家をわけようかな、など 3年以上前 replyretweetfavorite

farb_ 女と結婚の話だよ〜〜〜 女子みんな読めよ〜〜〜〜 3年以上前 replyretweetfavorite

noriko_sato 「結婚って男尊女卑システムだから」って夫に言ったことある。フェミニストめ、て言われた。 3年以上前 replyretweetfavorite