天才のつくり方

第15回】日本への絶望が、希望に変わるポイント。

日本の教育や政治を変えるため、さまざまなメディアや場で発言してきた茂木さん。しかし、どんなに行動しても日本の古い体制は何も変わらなかった。絶望すら感じている茂木さんに、北川さんはまだ希望はあると、自分のとった行動について話す。

もう、オバマに立候補してもらうしかない

茂木 前回話したように、海外からタレント(才能)を引っ張ってくるか、北川みたいに日本人の正規分布から外れた人ががんばるしか、日本を抜本的に変えることはできないよ。もうね、ネイションビルディングの必要があると思う。リブート(再起動)するというか、人から何から一気に変えて、国をつくり直さないとダメじゃないかな。

北川 村上龍さんの『希望の国のエクソダス』みたいに、もうひとつ新しい国をつくるくらいの、ドラスティックな改革を考えてみるのもおもしろいですよね。

茂木 おいおい、乗っ取るとかそういうことじゃないよ(笑)。国を良くするためには、それくらいの荒療治が必要なところまできている、ということ。だってさ、この間の衆議院議員選挙でも、政治家たちの演説を聞いて「これじゃあ、何も変わらないだろうな」と感じた。なんでここにオバマがいないんだろう、って。

北川 次の選挙でいきなりオバマが立候補したら、それはそれでおもしろいですね(笑)。

茂木 議員は日本国民しかなれないから、政府の参与などで入ってもらうしかないかなあ。任期が終わった3年後のオバマを予約しておこうよ。もう“ Yes we can ! ”だよ。

北川 「“ Yes we can ! ”だよ」ってなんですか(笑)。でも、ありえないことではないですよね。海外の政治家を参与に呼ぶのは。

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天才のつくり方

茂木健一郎 /北川拓也

日本経済が停滞して久しい。一方で、アメリカではIT産業の新しい成功モデルがどんどん生まれている。この違いはどこにあるのか。 ここで登場するのが2人の天才。高校卒業後、8年間ハーバード大学で活動している理論物理学者・北川拓也。一方、1...もっと読む

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