出版不況と闘う書店

第8回】一度は行きたい!全国・“哲学”ある書店⑤/定有堂

「ほとんどの新刊が書店の数より少ない部数しか刷られない」という現実を前に、小さな書店はどんな品ぞろえで客の要望に応えるのか。全国の小さくても“哲学”のある書店を訪ねた。

客が教えてくれた
良書でつくられる
“ありあわせ”の棚

 「見て感じること」「不苦者有知」「憑依」「猫が好きな人は本が好き」「遡る」「このままでよいということ」……。

 定有堂の書棚には、何やら意味ありげな言葉が書かれた小さな短冊があちこちに貼られている。その周辺にある本と、特に関係しているわけではない。他にも、本と本の間に、猫のフィギュアがさりげなく飾られていたり、本を手に取ると後ろに鏡が隠れていて、自分の顔に驚かされたりする。

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出版不況と闘う書店

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芥川賞を受賞した『火花』(又吉直樹著)の販売部数が200万部を超えるなど、出版業界はこの夏、活況に沸いた。しかし、長期的には出版不況が続く。闘う書店は独自の生き残り策を講じている。

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