村上春樹さんのエッセイ『職業としての小説家』の初版本の9割を買い切ったのは、書店の利益率を高めるため。それと、来客を増やして、インターネット通販大手のアマゾンに対抗するためです。
2016年2月28日
村上春樹さんのエッセイ『職業としての小説家』の初版本の9割を買い切ったのは、書店の利益率を高めるため。それと、来客を増やして、インターネット通販大手のアマゾンに対抗するためです。
芥川賞を受賞した『火花』(又吉直樹著)の販売部数が200万部を超えるなど、出版業界はこの夏、活況に沸いた。しかし、長期的には出版不況が続く。闘う書店は独自の生き残り策を講じている。