新しい図書館」戦争

最終回】人が集まる「サードプレイス」図書館/猪谷千香(「ハフィントンポスト日本版」記者)

なぜ、あの図書館には人が集まるのか。『つながる図書館』(ちくま新書、2014年1月刊)の著者で、全国の公共図書館を精力的に取材するジャーナリストが解説する。

 佐賀県伊万里市。人口5万7000人ほどのこの自治体に、2015年で開館から20年を迎えた「伊万里市民図書館」がある。カルチュア・コンビニエンス・クラブが運営、何かと注目を集めている「武雄市図書館」の隣の自治体だ。

 武雄市図書館とは対照的に、あまりメディアに登場する機会は多くなかったが、「図書館員も憧れる図書館」として、高い評価を得てきた。12年に慶應義塾大学の糸賀研究室が発表した、公共図書館を対象にしたアンケート調査でも、「その図書館の活動が優れているからという理由で注目されている図書館」として、7位にランクインしている。国立国会図書館や東京都立図書館など、国内トップレベルのサービスをしている都市部の図書館がベスト10入りする中で、地方の市立図書館としては大健闘といえる。

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公共図書館の在り方が問われている。独自の手法で注目を浴びてきたTSUTAYA流の図書館に一転、批判が集まる一方、それぞれの個性で地元に支持される図書館もある。

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wakamach 12年前紫波町にボランティアに行ったとき、会合でおじさんが、紫波町は小さくてもいいから図書館をちゃんとしなきゃだめだ!と強く語っていたのを思い出した。/人が集まる「サードプレイス」図書館/猪谷千香(「ハフィントンポスト日本版」記者) https://t.co/J7gBLvWMjI 2年以上前 replyretweetfavorite