第2回 立ち上げ直後のアップルコンピュータを訪れ、アップルⅡを購入しようとした日本人がいた!

1977年は、8ビットのマイクロプロセッサを利用したボードコンピュータが数多く誕生した歴史的な年でした。サ
ンフランシスコのWCCFは、これら黎明期の製品、試作品を一堂に出展させた大掛かりな試みとして話題を呼んでい ました。特に、ここで初めて披露されたアップルⅡ は、後に時代を変えてしまうものだったのです。そのアップルⅡを求めて、シリコンバレーのアップルコンピュータ本社を訪れた日本人がいました。

登場人物たち

マイク・マークラ アップルコンピュータの初代会長に就任したのは元インテルの社員A・C・マークラ、通称マイク・マークラと呼ばれるベンチャーキャピタリストであった。ウォズとジョブスの二人は、マークラからの資金を得て本格的に新機種「アップルⅡ」の開発を開始する。

水島敏雄  東京で「ESDラボラトリー」という小さな会社を営む。マイコンの技術を応用し、分析、測定のための理化学機器の開発を行うために作った会社で、ESDという名称は、 Electronics Systems Development の頭文字をとっている。東レの研究員として働いていた時代から大型コンピュータや技術計算用のミニコンに通じており、マイクロコンピュータの動向には早くから注目していた。ESDは日本初のアップルコンピューターの代理店となる。

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林檎の樹の下で -アップルコンピュータジャパン物語- ✕スティーブズ外伝

うめ(小沢高広・妹尾朝子) /斎藤 由多加

ふたりのスティーブ、ジョブズとウォズニアックが設立したアップルコンピューターは、1977年4月、サンフランシスコで開催されたウェストコーストコンピュータフェアに出展した。ジョブズがこだわりにこだわったベージュ色の本体の数が足りないので...もっと読む

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コメント

nazenazeboy "その結果、半導体は驚異的な速さで進化を遂げた。トランジスタからIC(集積回路)を経て、LSI(大規模集積回路)への移行が急速に進み、複雑な処理を行うために組み合わされた複数の回路が、たったひとつのチップに取って代わられるよ" / https://t.co/sTBUBzlKIv 6ヶ月前 replyretweetfavorite

LazyWorkz 草創期のアップルコンピュータを訪れ、アップルⅡを購入しようとした日本人がいた!|斎藤 由多加/うめ https://t.co/y1p7mb6IKy 大正時代にIBMの計算機をノリタケへ買い付けた水品浩のことも漫画にならないかなあ… 2年弱前 replyretweetfavorite

lalahearttwit 草創期のアップルコンピュータ https://t.co/pJF6nsLoCm この話、すっごくおもしろい!必読と思う。 2年弱前 replyretweetfavorite

prisonerofroad “草創期のアップルコンピュータを訪れ、アップルⅡを購入しようとした日本人がいた!| #スティーブズ 2年弱前 replyretweetfavorite