週刊ダイヤモンド
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第4回】全国に広がる新しい図書館②/千代田区立千代田図書館
公共図書館といえば、ひたすら静かに本を読むか、あるいは学生が勉強に使う場所。そんな常識はもう古い。さまざまな目的で訪れる老若男女の、それぞれのニーズに応える場に変貌している。
昼間人口86万人
働く人と学生の街に根差した“活動の場”
千代田区立千代田図書館
東京都千代田区九段南1-2-1
東京都千代田区は人口わずか5万4000人。それに対し、昼間人口は約86万人にもなるという、日本一昼夜の人口差が大きい区で、その多くがビジネスマンと学生だ。
「当館は地域に根差した図書館を目指して、区民だけでなく、この86万人の方々に使っていただくことを徹底して考えた図書館です」と、千代田区立千代田図書館広報チーフの坂巻睦氏は言う。
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この連載について
週刊ダイヤモンド
公共図書館の在り方が問われている。独自の手法で注目を浴びてきたTSUTAYA流の図書館に一転、批判が集まる一方、それぞれの個性で地元に支持される図書館もある。
著者プロフィール
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