大谷ノブ彦 /柴那典
“あのころの未来”に立っている、ぼくらのSMAPの喪失
年明け早々に世間を驚かせたSMAPの解散騒動。大谷ノブ彦さんはなんと『SMAP×SMAP』謝罪生放送の翌日、中居さんに会ったのだそうです。そこで交わされた会話とは?
また「夜空ノムコウ」や「がんばりましょう」「STAY」など、歴代の名曲から読み解くSMAP。その大きすぎる存在に思いを馳せます。
芸人、DJとして活躍されているダイノジ・大谷ノブ彦さんと、音楽ジャーナリストの柴那典さんの響きあうナビゲーションをお楽しみください。
『SMAP×SMAP』生放送翌日の中居正広の一言
大谷ノブ彦(以下、大谷) 今回はまずSMAPの話をしたい! 年明けからの騒動はさすがに落ち着きましたけれど、僕はやっぱりSMAPの音楽が好きだし、そこについて語りたいんですよね。
柴那典(以下、柴) ですね!
大谷 でも、その前にちょっと話したいことがあって。俺、中居さんに会ったんですよ。例の『SMAP×SMAP』の生放送があった次の日に。
柴 ええっ!? すごいタイミングじゃないですか!
大谷 中居さんのラジオ番組の収録があったんですけど、ちょうどその時に僕もニッポン放送で番組をやってたんで、スタジオの前で終わるのを待ってたんです。
柴 ははは! 出待ちしてたんだ。
大谷 そうそう。もちろん建物の外でファンが出待ちしてるんですけど、その全然前の段階で一番に僕が出待ちしてた(笑)。
柴 中居さんと話したりしました?
cakesは定額読み放題のコンテンツ配信サイトです。簡単なお手続きで、サイト内のすべての記事を読むことができます。cakesには他にも以下のような記事があります。
12197
false
この連載について
大谷ノブ彦 /柴那典
「音楽についてパァッと明るく語りたい! なぜなら、いい音楽であふれているから!」。ハートのランキングを急上昇しているナンバーについて、熱く語らう音楽放談が始まりました。
DJは、音楽を愛し音楽に救われてきた芸人、ダイノジ・大谷ノブ...もっと読む
著者プロフィール
1976年神奈川県生まれ。音楽ジャーナリスト。ロッキング・オン社を経て独立。雑誌、ウェブ、モバイルなど各方面にて編集とライティングを担当し、音楽やサブカルチャー分野を中心に幅広くインタビュー、記事執筆を手がける。主な執筆媒体は「AERA」「ナタリー」「CINRA.NET」「MUSICA」「リアルサウンド」「ミュージック・マガジン」「婦人公論」など。「cakes」と「フジテレビオンデマンド」にてダイノジ・大谷ノブ彦との対談「心のベストテン」連載中。新刊『ヒットの崩壊』(講談社現代新書)。
ブログ:「日々の音色とことば」
Twitter:@shiba710
お笑いコンビ「ダイノジ」で1994年デビュー。1972年、山口県生まれ大分県育ち。
漫才、コント、舞台喜劇、更に近年は司会にも力を注ぐ。芸人の中では最も音楽に精通しており、DJダイノジとして数多のロックフェスに出演。動員1万人越え、Mr.Children桜井氏等アーティストからの大絶賛も。映画関連の仕事も多数携え、芸術新潮等でコラム連載。
一児のパパ芸人でもあり、親子ディスコ「キッズジャイアン」の主催も手掛ける。また復興地へ度々足を運び、復興イベントに積極的に参加。怪談話も得意とする。
真剣楽しいをモットーに日本中を駆け巡る。