ケトル
パンダが好きすぎて雑誌名にしました【an・an】
ケトルVol.09は、「雑誌」特集! コラムコーナーでは、雑誌にまつわるエトセトラをご紹介。第6回は「意外と知られていない!?」雑誌の名前とその由来についてお伝えします。
アメリカの実業家・カーネギーは言いました。
「名前は、当人にとって、最も大切なひびきを持つ言葉である」と。雑誌の名前は、作り手が深い意味や思い入れを込めてつけるもの。その魂からの叫びに全身で敬意を払うべく、同コラムでは雑誌の名前を列挙しちゃいます!
まずはレディファーストで女性誌から! 雑誌「an・an」は、モスクワのパンダの名前が由来です。実は当初は「ジャンヌ」という名前だったのですが、現・マガジンハウスの最高顧問の木滑良久さんがパンダが大好きだったことから、途中で名前を変更したとか。こよなく愛するものを雑誌の名前にしてしまったというわけですね!
ちなみに「an・an」のマークもパンダです。パンダマークは「平凡パンチ」の表紙イラストなどを担当していたイラストデーター・大橋歩さんが描きました。◎マガジンハウス刊
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この連載について
ケトル
「最高に無駄の詰まった雑誌」がコンセプトの、雑誌『ケトル』。その毎号の特集をcakesで配信していきます。第9弾のテーマは「雑誌が大好き!」。検索で一直線に解答にたどり着くよりもいろいろ回り道する間に見つけるものがけっこう自分にとって...もっと読む
著者プロフィール
雑誌ケトルは、毎号、カルチャーやライフスタイルに関わるテーマをひとつ取り上げ、あらゆる切り口で特集するワンテーママガジンです。「最高の無駄の中に最高がある」をモットーに、40P超の、無駄に対象を掘り下げた特集と、6Pのロングインタビュー、文化著名人40名によるレビューの3本柱で構成しています。太田出版より偶数月15日発売中です。
公式サイト:http://www.ohtabooks.com/publish/kettle/