知性を磨く読書術

第10回】上意下達型か 情報共有型か 『ブックガイド』のガイド

本を読むなら、お墨付きを得たものがいい──そんなニーズに応え、知識人によるブックガイドが数多く出版されてきた。だが、最近は、インターネット上の口コミも参考にする人が増えている。

 ブックガイドといえば、博覧強記の人物が選んだ本が体系的に載っているというのが基本だった。知識人から一般読者へという“上意下達型”の本の紹介だ。

 ところが、インターネットが普及した近年では、ネット通販大手のアマゾンなどの商品レビューや、読書愛好家が集まるSNSなど、一般の読者同士が横の関係で“情報共有”することが増えている。

 “上意下達型”と“情報共有型”はどちらが正しいというものではない。両者の特徴を踏まえて、“いいとこ取り”をするのが効率的といえるだろう。

 まず、知識人によるブックガイドから紹介していく。

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「自分が欲するように世界を理解する態度」を指して「反知性主義」という。結論ありきの情報収集に流れず、常に自分自身に実証性、客観性を保つための一番の方策は、やはり読書だ。

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