第29回】対談 家計と投資の実情は? 大金手にした初心者の落とし穴

生活とお金の問題──。その本当のところを家族で話できているだろうか。山崎元氏と深田晶恵氏にビジネスマンの家計のやばい実態やよくある投資の落とし穴を語ってもらった

山崎 元(Hajime Yamazaki)/経済評論家、楽天証券経済研究所客員研究員 1958年北海道生まれ。東京大学経済学部卒業。三菱商事、野村投信、住友信託銀行、メリルリンチ証券、山一證券など12社を経て現職。著書に『全面改訂 ほったらかし投資術』など。
深田晶恵(Akie Fukata)/生活設計塾クルー取締役 1967年北海道生まれ。ファイナンシャルプランナー、特定の金融機関に属さない独立系FP会社生活設計塾クルー取締役。著書に『投資で失敗したくないと思ったらまず、読む本』など。

深田 上場企業の50代向けの社内セミナーで話をすることが多いのですが、あるとき「皆さんは実際に使っているお金が1カ月で幾らになるか、思い浮かびますか?」と質問してみたところ、「はい」と手を挙げたのは100人のうち7~8人ほどでした。

山崎 支出を把握できている人は少ないでしょうね。

深田 どのセミナーでも、1カ月のだいたいの支出額が分かるのは1割前後。去年1年間の貯金額を言える人が2割ぐらいですね。

山崎 会社の利益は頭に入っていても、自分の家計の利益は分からない。

深田 特に40代後半~50代のザ・バブル世代は、本気で「何とかなる」と思っている人が多い印象です。でも、根拠がない。例えば、教育費の負担。明らかに重くても、あまり考えないで周りと同じレールに乗っちゃう。「上の子が私立中学に行ったから下の子も」とかですね。老後が心配です。

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