週刊ダイヤモンド
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第27回】緊急通報から話し相手まで 進む高齢者見守りサービス
離れて暮らす高齢の親。今は元気でも、様子は把握しておきたいものだ。家電の使用状況を伝えるものから、訪問や家事の支援まで高齢者の見守りサービスは充実し続けている。
実家に帰るのは盆と正月、5月の大型連休程度──。都心で働く多忙なビジネスパーソンにとって、遠く離れた地方に帰省する機会はそう多くない。きょうだいとも同居していない親が、介護を受けるほどではないものの、どんどんと年老いていく。しょっちゅう電話をする用事はないし、やたらと心配な気持ちを伝えるのは、かえって親の気持ちにも負担を掛ける。それでもやはり気掛かりだ。
携帯電話各社や警備会社を中心に、高齢者向けの「見守りサービス」を充実させている。携帯各社は、歩数をメールで家族に伝える歩数計、警備会社に至っては、緊急時に駆け付けるだけでなく、日常的な健康の電話相談や、定期的な電話や訪問による声掛け、果ては大掛かりな掃除や片付けといった、お年寄りだけでは困難な家事を補助するサービスを展開している会社もある。
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この連載について
週刊ダイヤモンド
遠く離れてたまにしか会わない家族と、お金の話はしにくいと思うかもしれない。しかし、実は、年末年始に会うタイミングでこそお金について話すべきなのだ。
*情報は税理士やファイナンシャルプランナーが監修をしていますが、実際に、相続や贈与を...もっと読む
著者プロフィール
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※ cakes版では、一部の漢字が簡略体で表記されている場合があります。内容は『週刊ダイヤモンド』本誌の編集当時のものです。