週刊ダイヤモンド
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第25回】同居でも危険! 徹底したい振り込め詐欺対策5カ条
子を思う親心を巧みにもてあそび、現金を巻き上げる、許されざる犯罪。警察による捜査や対策とのいたちごっこで被害は拡大しており、市民の自己防衛も重要になっている。
「もしもし、オレだよ母さん。オレオレ」──。こんな電話でのせりふがすっかり浸透した「オレオレ詐欺」。犯人の男が息子を装い「母さん、助けて。会社の仕事でミスをした! 今すぐ300万円が必要なんだ!」といったうその電話を高齢者宅にかけ、現金を振り込ませたり、受け取りに行く手口は、2003年ごろから目立つようになった。
手口はさらに多様化、高度化している。裁判所などを装って現金を請求する手紙やはがきを送る「架空請求詐欺」、低利融資などをうたって「融資の前に、保証金が必要です」と告げ、お金をだまし取る「融資保証金詐欺」、税務署や区役所を名乗って「今なら税金の一部が還付されます」などと呼び掛ける「還付金等詐欺」もあり、警察庁はこれらをまとめて「振り込め詐欺」と呼び、対策を講じてきた。
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この連載について
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遠く離れてたまにしか会わない家族と、お金の話はしにくいと思うかもしれない。しかし、実は、年末年始に会うタイミングでこそお金について話すべきなのだ。
*情報は税理士やファイナンシャルプランナーが監修をしていますが、実際に、相続や贈与を...もっと読む
著者プロフィール
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