夫婦の愛は、恋愛感情と違うのか?

アメリカ在住のエッセイストであり、cakes連載「アメリカはいつも夢見ている」が人気の渡辺由佳里さんと、同じくcakes連載「りこんのこども」が人気のブロガー、エッセイストの紫原(しはら)明子さん。
渡辺さんはアメリカ人の夫と娘との海外暮らし。紫原さんは10年間の結婚生活に終止符を打ち、中学生の息子と小学生の娘と暮らしています。「家族」をテーマにした対談の後編では、理想の関係性の話から、セックスレスまで、夫婦愛について語り合います。

ビジネスパートナー化していく夫婦関係

渡辺由佳里(以下、渡辺) 明子さんの文章を読んで、自分をつくろわない正直な人だという印象を受けました。人に読まれるとまずいからちょっと変えよう、みたいなところがないんじゃないかと思ったんです。

紫原明子(以下、紫原) いや、でも本当は変えているかもしれませんよ(笑)。

渡辺 あははは、でも、誰もが本心ではそう思うよねっていう、共感できる部分がたくさんあるんですよ。

紫原 わたし、自分のことをものすごく標準的な人間だと思っているんです。だからわたしが思ったことは、結構みんなも思っているっていう妙な自信があります。わたしが育ったのは福岡の田舎の町なんですけど、中流ど真ん中のまるでサザエさんみたいな家で、うちみたいな家庭が日本で一番多いんだろうと思いながら育ったんです。そうしたら、なぜか自分の結婚生活はそういうふうにならなくて(笑)。

渡辺 結婚された時って、若かったんですよね。

紫原 18歳の時に結婚しました。家族になるからにはお父さんとお母さんはずっと仲良く、夫婦になったらちょっとくらい嫌なことがあってもずっと一緒で……そういうふうになんとなく考えていたんですけど、そうは思わない人もいるんだなっていうのを前の夫で初めて知りましたね。

渡辺 明子さんのご両親は、どんな方だったんですか?

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わが家」はネタの宝庫である—渡辺由佳里×紫原明子対談

渡辺由佳里 /紫原明子

アメリカ在住のエッセイストであり、翻訳家、洋書レビュアーとしても活躍されている渡辺由佳里さんと、ブロガー、エッセイストの紫原(しはら)明子さん。渡辺さんはアメリカ人の夫と娘との海外暮らし。紫原さんは10年間の結婚生活に終止符を打ち、中...もっと読む

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コメント

aroiwine 戦友...分かる気がする。新年に読みたい記事。 3年以上前 replyretweetfavorite

norikatsu_k https://t.co/XL1LbbO5Bc この結婚観は割となるほどなーってなるな 3年以上前 replyretweetfavorite

msmsm_msm 私も夫婦関係はビジネスパートナー同士であり、戦友であるというのが理想。 3年以上前 replyretweetfavorite