第7回】あげ過ぎもトラブルのもと!? 祖父母→孫の教育資金贈与

私学や塾通いなどで、教育費が家計を圧迫しやすい中、祖父母世代が孫のために資金を提供する枠組みが整備されている。その手法のメリットと、逆に、陥りがちなトラブルとは?

 今年初め、都内在住の大手インフラ会社勤務の外山茂之さん(仮名、41歳)は、神戸市に住む母親(70歳)から久しぶりに電話を受けた。

 「湊ちゃんのために、1500万円を用意したんやけど要るか?」

 外山さんは実家からのいきなりの申し出にびっくりした。だが、よく聞くと、娘(9歳)の教育に使うものとのこと。「取りあえず病気以外のもらえるものはもらっておこう」と、妻(42歳)と話し合った後、せっかくなのでありがたく頂戴することを決めた。

 母親が提案してきたのは、「教育資金の一括贈与」という枠組みだった。この制度は要約すると、孫の教育費に充てるための贈与について、1500万円までは課税しないというものだ。

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親・子・孫 3世代のお金の話

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遠く離れてたまにしか会わない家族と、お金の話はしにくいと思うかもしれない。しかし、実は、年末年始に会うタイミングでこそお金について話すべきなのだ。 *情報は税理士やファイナンシャルプランナーが監修をしていますが、実際に、相続や贈与を...もっと読む

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