週刊ダイヤモンド
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第4回】時間帯や環境で刻々と変化 通信速度はあくまで“水もの”
大手キャリアの回線を、多くのユーザーで分け合って使うのがMVNOの仕組み。“安い代わりに遅い”というのは我慢しなければならない。では、どのくらい遅いのか。
格安SIMは、MVNO事業者が大手キャリアから回線を借り受けて再販売している。販売店や宣伝に掛かるコストを抑えて安くする、航空会社でいうところのLCCのような存在だ。
機能面での最大の違いは、通信速度と容量である。一般にMVNO事業者は大手キャリアから借りた回線を、なるべく多くのユーザーに振り分けることで格安を実現している。そのため、ユーザー1人当たりの回線の“太さ”が、大手より劣るわけだ。
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この連載について
週刊ダイヤモンド
通信料金も安い、さらには端末もサクサク動く。魅力的な格安スマホだが、会社とプラン選びにはコツが要る。また、幾つか弱点もあるだけにそれを理解し選択することが重要になる。
著者プロフィール
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