最終回】覆面座談会 人事部だって辛いよ

人事部は、“きれい事”を言い続けるのが仕事だ。一方で、時には、嫌われ役を買って出なければならないタフなポジションでもある。4人の現役人事部員に、その苦悩を語ってもらった。

──皆さんが今、一番大変だと感じている人事課題は何ですか。

 戦略人事とか、グローバル人材の育成とか、かっこいい仕事をしているようにも見えるんだけれど……。実際には、地味でネガティブな仕事ばかりなんだよね。人事部に持ち込まれる案件の9割が不平不満なわけだから。

 そうそう。われわれ製造業が典型なんだけど、人を異動させたり、評価したりする「人事権」が本社人事部から事業部へとシフトしてる。

 人事部のパワーって昔より明らかに弱まっているわけ。それなのに、メンタルヘルス(心の健康)やハラスメントの対策やら、労働法制の対応やら、実務の作業量は格段に増えている。

 一方で、事業の世界展開は進めなきゃいけないから、人事関係者の間では、“目前のグローバル、足元のメンタル”が合言葉になっている(笑)。

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新・人事部の掟 旧来型人事をぶち壊せ

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もはや、人事権を振りかざすだけの“人事屋”に存在意義はなくなった。ニッポンの人事部はどこへ向かうべきなのか。その道の達人たちに、人事部が果たすべき役割について聞いた。

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