第2回】給料、評価、選抜、退職勧奨… 先進企業の「人事」をのぞき見る

年功序列制度を崩せない。使えないシニア人材をクビにできない。高い壁に直面し、変革に着手できない人事部は多い。先進企業では、どのように突破口を開いたのか。事例を見ていこう。

カゴメ
給料・キャリア設計

 日立製作所、資生堂、富士フイルムホールディングス……。世界統一の評価基準である「グローバル・グレーディング」の導入ラッシュが続いている。

 海外比率の高い企業が目立つ中、食品メーカーのカゴメは、他の日系企業に先駆けて導入に踏み切った。2013年7月に役員以上、14年4月に部長以上、そして、この4月からは課長以上のグレードを格付けした。

 「海外売上高は1割で、グローバル企業とはいえない。今後、M&A(企業の合併・買収)を増やし海外展開を加速させていく、という経営者の意思表示だ」(有沢正人・執行役員人事部長)と、制度導入の背景について説明する。

 評価の尺度を「人」基準から「仕事」基準にしたのは、日立製作所の場合と同じ。仕事の大きさ(ジョブサイズ)を数値化し、全管理職のポストにグレードが付与されている。

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あなたの給料・評価はこうして決まる 年収格差が生まれるメカニズム

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労務管理が専門の人事屋から人事戦略を遂行するプロ集団へ。ニッポンの人事部は過渡期にある。では、人事部の変身は、われわれ一般ビジネスマンの処遇にどう関わってくるのか。ケーススタディで解き明かそう。

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