Q.荒岩の得意なカラオケソングは?

サラリーマンの営業ツール「カラオケ」。だが、荒岩にとってカラオケは苦手。東京支社の売上を倍増させた営業1課の頓田課長は荒岩にカラオケソングを2〜3曲レパートリーを持ち、社内外コミュニケーションとして使えとアドバイスさえしているぐらいだ。しかし、いつまでも避けることはできないのが会社員の宿命。社内の温泉旅行でのカラオケバトルで歌わざる得ないことに……。そこで荒岩はどの曲をチョイスして歌ったのか、カラオケセンスについて論じる。

A.サラリーマンに欠かせない盛り上げスキル・カラオケ。不器用な荒岩がチョイスした曲は、ギャップで魅せるまさかの「となりのトトロ」!

荒岩の勤務する金丸産業の営業部はカラオケが大好き。

かつて若手時代の荒岩を指導した先輩であり、金丸産業東京支社の売り上げを倍増させた輝かしい業績を持つ営業1課の頓田課長もそんなひとりだ。

頓田課長自身はもちろんカラオケは大の得意。

飲み会の席でも積極的に美声を披露し、場を盛り上げるのもお手のものだ。率先して騒がずに静かに飲む荒岩に対して「試しにいつもニコニコ笑っててみろ カラオケも2~3曲くらいレパートリーを持て」とアドバイス。

「笑顔でいる、率先して場を盛り上げることで部下とのコミュニケーションもうまくいって仕事がうまいいこと進み業績が伸びる」というややバブルの残り香のする「版風が吹けば桶屋が儲かる」理論を展開するのだ。

どうやら金丸産業ではスマイル&カラオケは営業マンには欠かせないスキルのようだ。

金丸産業営業部のメンバーはみんなカラオケが大好き©うえやまとち/講談社


腑に落ちるような落ちないような理屈©うえやまとち/講談社

しかし、荒岩は偉大な先輩からのアドバイスに対して苦手な「笑顔」は導入してみるものの、かたくなに「カラオケ」は導入しなかった。そう、荒岩はカラオケが苦手なのだ!!


頓田課長のアドバイスを受けて笑顔を導入してみた荒岩©うえやまとち/講談社

荒岩は歌が苦手?

カラオケは苦手という荒岩だが音楽や歌全般がダメなのかというと、実はそうでもない。

荒岩の中学生時代の趣味はギター。

隣に住んでいた高校生の「のぶさん」からギターをもらったのをきっかけで、母カツ代がボーナスで買ってくれたステレオで「ザ・フォーククルセダーズ」のレコードを聴きながら練習している。

そして隣のクラスのギター少年・真崎と音楽の話題で意気投合。ギター同好会を結成して一緒に練習したり、音楽にハマった少年時代を過ごしている。荒岩の青春にも料理や家のことばかりに追われているばかりでなく、こんな若者らしい一面もあったのか! となんだか甘酸っぱい気持ちになる。

あの厳しい母カツ代が、音楽に興味を持った荒岩のためにボーナスをはたいてステレオを買ってくれたというのもジーンとくるエピソードだ。

そのかつての仲間・真崎と偶然20年ぶりに再会した荒岩は、ギターの弾き語りを披露している。メインボーカルは真崎氏っぽいが、荒岩もどうやら歌っているようで、決して音痴というわけではないようだ。

フォークソングを弾き語りする荒岩©うえやまとち/講談社

こうして見ると荒岩は「親しい人のまえで歌うのは平気だが、大勢の前で歌うのは苦手」というタイプなのかもしれない。

そんな荒岩もついにカラオケから逃げられない場面に遭遇する。

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クッキングパパの謎

澁谷玲子

開始から30週年を迎えた『週刊モーニング』の人気連載『クッキングパパ』。ガッチリとした体型としゃくれたアゴがトレードマークの無骨な九州男児・荒岩一味が織りなす、身近な素材を作って作った絶品料理の数々に、ヨダレを垂らしながら読んだ読者も...もっと読む

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コメント

r_mikasayama クッキングパパ・荒岩はカラオケが苦手。そんな荒岩のカラオケ乗り切り策は、カラオケが苦手勢な私もちょっと参考にしたいと思うくらいナイス! 約4年前 replyretweetfavorite