ビールは自由に飲んでいい
1杯目はビール、2杯目にはカクテルやサワーなど、他のお酒を飲むという方は多いと思います。私は1杯目でも何杯目でもビールばかり飲んでいるのですが、同じスタイルのビールばかり続くと、少々飽きてくることもあります。目先を変えて、違う味わいのお酒を飲んでみたいと思ったりすることもありますよね。
今回は同じ銘柄のビールでありながら、ひと手間加えるだけで簡単に違った味わいになるビアカクテルとホットビールを紹介したいと思います。
私自身は、ビールはそのまま飲むのが一番おいしいと思っていて、ビアカクテルやホットビールは邪道とまで思っていたこともありました。しかし、一度試して飲んでみると「あ、こういう飲み方もアリだな」と思うようになりました。ビールはそれ自体が自由な造り方のできるお酒ですので、おいしく飲めれば、飲み方も自由でいいのではないかと思います。
ビアカクテルに限らず、カクテルは本格的に作ろうとするとかなり難しいのですが、非常に簡単で自宅でもできる作り方を紹介しますので、ぜひ試してみてください。
ビアカクテルの簡単な作り方
まずはビアカクテルですが、誰でも簡単に作れます。どれくらい簡単かというと、1文で説明できてしまうほどです。
ビールと好きな飲み物を1:1で割る。
これだけです。
これで十分なのですが、もう少し説明しましょう。ここで使うビールは、基本的にピルスナーです。大手ビールのピルスナーでもいいですし、発泡酒や第3のビールでもいいです。飲みきれなくて余ったビールで試してみてもいいでしょう。
そこに、好きな飲み物を割るのですが、基本は1:1にしてください。
ジンジャーエールで割ったシャンディガフや、トマトジュースで割ったレッドアイといったビアカクテルは王道ですね。基本的にはどれも1:1で割って作るものです。自宅にジンジャーエールやトマトジュースがあれば、ただ注ぐだけ。簡単です。
私が一番おすすめしたいのは、オレンジやグレープフルーツなどの柑橘系のジュースで割るビアカクテルです。ドイツでは、ピルスナーをレモネードで割った「ラドラー」という飲み物があるほどで、ピルスナーと柑橘系ジュースは意外と相性がいいのです。「ラドラー」はサントリーからも商品化されて、スーパーやコンビニでも販売しています。
ピルスナーにレモネードを加え、すっきりした甘さが特徴のラドラー。
好みによって、オレンジジュースやグレープフルーツジュースで試してみてください。
ビールの味に飽きてしまったら……
ビールにオレンジジュースなどの柑橘系ジュースを1:1で加える。
たったこれだけでビアカクテルが完成。
柑橘系ジュースの風味が現れた後に、最後はビールの苦味をかすかに感じます。柑橘系フレーバーのアメリカンペールエールでも同じようなカクテルは造れますが、もともと同じようなフレーバーなので、目先を変えるほどでもないかもしれません。ジュースで割るにはピルスナーがベストだと思います。
ホットビールの簡単な作り方
ホットビールはビアカクテルほどではありませんが、それほど苦もなくできると思います。一応、ホットビールも1文で説明はできます。
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