アイドルらしくないでんぱ組.incだからこそ」相沢梨紗

今回、でんぱ組.inc「W.W.D」連続インタビューでお届けするのは、りさちーこと相沢梨紗さんの物語。三次元の自分がイヤで、ラジオばかりを聞いていた中二病少女が、なぜ人前でアイドルをすることになったのか。「アイドルらしくない」「リーダーらしくない」と悩みながらも、でんぱ組.incで走り続ける彼女の想いが明かされます。

相沢梨紗(あいざわ・りさ)
159cm 8月2日生まれ A型 大阪府出身
でんぱ組リーダー。
メンバーのお姉さん的存在!カワイイものが大好きな2.5次元美少女。特技はお菓子作り。
ニックネーム:りさちー
キャッチフレーズ:2.5次元伝説!
テーマカラー:白
ヲタクジャンル:声優、90年代アニソン

ブログ:2.5次元伝説!
Twitter:RISA_memesama

ラジオだけが 友達だった
中二病 ひどくて みんな ひいてた

何も失うものがなかったからここに来た

秋葉原のライブ&バー「ディアステージ」に来たときの第一印象は、本当にアヤシいお店だなってことでした。履歴書を送ったら深夜3時に返信がきたし、当時のお店は今のMOGRAっていうクラブがあるところで、真っ暗がりの階段を降りた地下だったし、入口の扉は大きくて重たくて怖いし、とにかくアヤシかった。

その重い扉を開けたら、中に立派なステージがあるのかというと、そんなこともない。お客さんがいる地面と同じ高さの床に、なんだか枠で囲ってあるスペースがあって、そこでかわいい女の子たちが踊ってただけ。

あのときよく帰らなかったなあ、って自分でも不思議でした。アイドルになりたかったわけではないし、むしろ人前に出て何かをするのは苦手だった。なのに、どうしてそこで回れ右して帰らなかったんだろう。

ぶっちゃけ自暴自棄だったから、ディアステージのアヤシさ、新しさみたいなのを、逆におもしろく感じたのかもしれない。自分にはもう何も失うことはないんだから、なんでもやろうって思ってディアステージに来たんです。

居場所のなかったラジオ少女

とにかく小さい頃から自分の部屋にひきこもって、ラジオばっかり聞いてました。小学校のころの友達がラジオ好きな子で、それがかっこいいなって思って聞くようになったんです。でも、私の世代だとラジオ好きな子なんてクラスに2、3人もいないから、話が合う子もほとんどいない。それでも、ラジオさえあれば一人でも全然平気だから、友達をつくろうという気にもならなかった。本当にラジオだけが友達だったんです。いまでも、ちょっと落ち込むことがあると、家ではラジオを聞いてひきこもるモードに入っちゃいます。

好きなチャンネルは文化放送。とにかく声優さんの番組をひたすら聞いて、番組で流れるアニソンを一人で口ずさんでました。もともとアニメも好きなんだけど、アニメを見るには居間に行かないといけなくて、親と顔を合わせるのが気まずかった。

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生きる場所なんてどこにもなかった—「W.W.D」発売記念連続インタビュー

でんぱ組.inc

いま大注目を集めるアイドルグループでんぱ組.inc。彼女たち自身が新しい代表曲と胸を張る「W.W.D」は、アイドルとしては異例の経歴を持つ彼女たちのドキュメンタリーソングです。この連載では、歌詞には描ききれなかったこれまでのこ...もっと読む

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コメント

muunow  「自分が三次元に存在する人間だというのが苦痛で……概念になりたかったんですよ」相沢梨紗、やはり只者じゃないwwwでも俺ちょっとその感覚わかる気がする。 4年弱前 replyretweetfavorite

dd110kin 楽曲は好きというわけじゃないけど、最近でんぱ組のストーリーに惹かれつつある…!もっと知りたい。 約4年前 replyretweetfavorite

kobeni そうかそうか…なりたかったのか…概念に… 約4年前 replyretweetfavorite