週刊ダイヤモンド
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第4回】1000人に1人が重篤? 知られざる痩身医療の世界
カネは掛かるが楽に脂肪を取り除け、努力が嫌な人にはぴったりの痩身医療──。最近は脂肪吸引だけでなく、冷却して脂肪を死滅させる新手法も普及してきた。その最前線を追った。
痩身医療と聞いて、多くの人が、まず思い浮かべるのが、脂肪吸引だろう。直径2~3ミリほどの吸引管(カニューレ)を腹部などに挿入し、脂肪を吸い取る。
脂肪吸引の歴史は1921年に始まる。初の手術はフランスで行われ、スプーンのような機器で女性の太ももの脂肪をかき出すという荒っぽいものだった。しかも手術は大失敗。女性の脚は壊死(えし)し、切断する羽目になった。
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この連載について
週刊ダイヤモンド
減量に近道はない──。だが、少しでも楽をしたいのが人情だ。科学的根拠が完全でなくても、効果があるなら試したいと、グレーゾーンのダイエットを実践する人は後を絶たない。
著者プロフィール
2013年に創刊100周年を迎えた『週刊ダイヤモンド』は、書店で一番売れているビジネス誌。昔も今も“ビジネスパーソンのパートナー”として、常に変化する時代をキャッチし、鋭く取材対象に斬り込み、わかりやすく読者にお伝えしてきました。その中から選りすぐりの記事をお届けします。
※ cakes版では、一部の漢字が簡略体で表記されている場合があります。内容は『週刊ダイヤモンド』本誌の編集当時のものです。