週刊ダイヤモンド
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第1回】減量サプリメントの裏オモテ No.1商品も有効データなし
ダイエット食品は、それだけでは痩せないけれど、脂肪の燃焼などを助けてくれる。だが、玉石混交で、副作用が出ることもあるため、使い方には注意が必要だ。
「カロリーが余分な脂肪になる前に、すっきりほとんどなかったことにして、1カ月で10キロ以上(減量)を達成」「カロリー制限も激しい運動もなしで、ダイエットが目指せます」
全国21のFM放送で、こんなラジオ広告が流れたのは2年ほど前のことだ。
今年2月、消費者庁はこのCMに対して、アウトの判定を下した。当該のサプリメント(キャルッツ1000)を飲むだけで痩せるかのような広告には根拠がなく、景品表示法違反に当たるとして通信販売会社ライフサポート(大阪府)に再発防止などを求める措置命令を出したのだ。
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この連載について
週刊ダイヤモンド
減量に近道はない──。だが、少しでも楽をしたいのが人情だ。科学的根拠が完全でなくても、効果があるなら試したいと、グレーゾーンのダイエットを実践する人は後を絶たない。
著者プロフィール
2013年に創刊100周年を迎えた『週刊ダイヤモンド』は、書店で一番売れているビジネス誌。昔も今も“ビジネスパーソンのパートナー”として、常に変化する時代をキャッチし、鋭く取材対象に斬り込み、わかりやすく読者にお伝えしてきました。その中から選りすぐりの記事をお届けします。
※ cakes版では、一部の漢字が簡略体で表記されている場合があります。内容は『週刊ダイヤモンド』本誌の編集当時のものです。