負ける技術

女性誌を読んで思うこと

ファッション誌を読んでゆるふわモテを目指す女、『日経ウーマン』を読んで自立したデキる人間を目指す女。一見対極にある両陣営ですが、著者は、どちらの女も結局のところ同種だと考えます。リストラ、派遣切り、ハローワーク通いを経験した異彩の漫画家・カレー沢薫が送る、したたかに生きる日々を綴ったエッセイ。好評発売中の『負ける技術』文庫化を記念して、一部を公開します。

女性誌を読んで思うこと

ここ1年、仕事の資料として毎月女性ファッション誌を読んでいた。

私自身に生かされたかどうかは、私の顔面と、白髪なのかフケなのかはっきりしない頭髪を見てもらえば分かると思うが、内容自体は興味深いものであった。

言うまでもなく、女性ファッション誌は主に服・化粧・美容がテーマの記事で構成され、はっきりとは書かれていないが目指すところは「モテ」である。よってモテるための処世術も書かれているし、セックス関連の記事も多い。

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負ける技術

カレー沢薫

一世を風靡し、チヤホヤされていた人間が、不祥事を起こした途端、袋叩きに遭う様はもはやおなじみの光景。そんな厳しい現代において、著者が推奨する「負けるが勝ち」の生き方とは。リストラ、派遣切り、ハローワーク通いを経験した異彩の漫画家・カレ...もっと読む

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コメント

trainer_sapporo メタ認知のできる人は、強い。筆者の強さ、感じた。 約4年前 replyretweetfavorite

iong "最初はモテガールを目指してファッション誌を買っていた女が志半ばに倒れ、今度は「男に頼らない自立した女」を目指して日経系に走り、さらにまたそれを諦めファッション誌系に戻るという地獄の反復横跳び" 4年以上前 replyretweetfavorite

_daisylily "なぜそんなに面白がられたのかと考えると、「デキる女」しかり、「愛されガール」しかり、女の上昇志向というか上昇しようとして迷走している様は、格好の物笑いの種だからだろう。" 4年以上前 replyretweetfavorite

shu_alter カレー沢先生の文章は読みやすいし分かりやすい。 4年以上前 replyretweetfavorite