フィリピン人講師のレベルとは、本当のところどの程度なのか?

僕はいよいよフィリピン人講師たちの採用を始めた。いったいどんな人が何人くらい応募してくるのだろう? 見当さえつかなかった。そして来始めた応募者。そのレベルとは……?

 2015年、3月のセブ滞在。もう何度目だろう? 今回の滞在中には、何度も工事中の校舎を見に行った。

 当初の予定では1月5日に工事が始まるはずが、実際に始まったのは15日過ぎだったので、10日の遅れは覚悟していた。しかし、実際のところ3月にはいっても工事はまだまだ途中といった感じで、10日どころか、少なくともあと1ヶ月くらいは終わりそうもなかった。ここが予定通りできてくれれば、いろいろな仕事を自分たちのオフィスで行うことができるのに……。僕らは工事を見にいっては、指をくわえて帰ってきた。まあしかし、終わらないものは仕方がない。僕らはレンタル会議室を借りて、次に採用面接に取りかかった。

 フィリピンで求人するには幾つか方法がある。新聞、ネット、ジョブフェアへの出展、各大学の就職案内所への呼びかけなどが主だったやり方だった。この辺りは日本と大して変わらない。ただ、いわゆる新卒青田刈りのようなものはなく、一年を通じていつでも採用がかけられる。そうはいっても2〜3月が特に転職の多い時期で、人を採用するなら、この時期に的を絞ったほうがいいらしい。僕らはとりあえず、ネットと新聞に広告を打つことにした。

初めての採用試験
 英語の世界では、職務記述書(Job Description)というものを掲載し、応募を募るのが一般的だ。フィリピンも例外ではなかった。そこで職務記述書をタイプし、Mynimo というフィリピンで広く使われている求人サイトと、地元の新聞に広告を打ってみた。

 反応はよかった。続々と応募が来始めた。ところがイマイチなレジュメが多い。レジュメの英文が間違っていたり、冠詞が抜けていたりなんてことがざらにあった。それでいてどの人もどこかの英語学校で数年間の勤務実績があった。例えば……。

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フィリピンで起業しました

松井博

2015年6月6日、フィリピンのセブ島にて英語学校を開校しました。起業への思いや、設立までの「フィリピンあるある」などなど、思い立ってから9ヶ月間の足取りを綴っていきます。

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コメント

Matsuhiro いよいよ 約4年前 replyretweetfavorite

nikosun 現地での講師募集で見えてきたいろいろ。なるほどね。いやはや > 約4年前 replyretweetfavorite