オチビサン歳時記

カリン 〜咳止めに効く!? そっくりなカリンとマルメロ〜

秋が旬の、カリンという果物をご存知ですか?
リンゴやミカンのようにポピュラーではありませんが、
とても良い香りのする果実です。
ただ、残念ながら生食には向きません。
オチビサンが、その調理法を教えてくれますよ。
手に入ったら、ぜひまねしてみてください。

秋、カリンの実は鮮やかな黄色に熟し、なんともいえない芳香を放ちます。とても良い香りなので、部屋において芳香剤代わりにする人もいるほどです。食べたらどんなにおいしいだろうと思うのですが、カリンは生食には不向き。果肉はかたく、かじっても食感が悪く、味も渋いのです。

オチビサンのように砂糖煮にするほか、果実酒や蜂蜜漬けなどにして、もっぱら香りを楽しみます。蜂蜜漬けはかんたん。皮つきのまま切り、タネもいっしょにひたひたのはちみつで漬けるだけ。皮はワックスを塗ったように光っていますが、自然のつやなのでご心配なく。ひと月ほどおけば、香り高いシロップができあがります。肌寒い日にお湯でわって飲めば、風邪しらずの秋を過ごせそう。

実際カリンは、のどの炎症をおさえ、咳止めに効くとして、民間療法に用いられてきました。原産地の中国では昔から薬として使っていたそうです。日本では、庭に植えると縁起がよい木ともいわれます。表に樫の木、裏庭にカリンを植え、「金は貸すけど、借りん」にかけているのです。

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オチビサン歳時記

金田 妙 /安野モヨコ

漫画家・安野モヨコの描く1ページのカラー漫画「オチビサン」。 春はお花見。夏は海水浴。 秋はもみじ狩り。冬はみんなで"おしくらまんじゅう"。 オチビサンは毎日遊びに大忙し! 『オチビサン歳時記』では『オチビサン』に出てくる季節の言葉...もっと読む

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