セーラームーンで培った人生観
皆さまこんにちは。なでksジャパン四女・日笠麗奈です。
今回は池袋にあるテーマパーク、ナンジャタウンに行ってまいりました!
ナンジャタウンでは現在「美少女戦士セーラームーンCrystal」とのコラボイベントを開催中。ここだけの限定オリジナルフードやドリンクが楽しめるというのです。なに? セーラームーンだって? そりゃあ聞き捨てならないな。
幼い頃に夢中になって見ていた、きらびやかに変身し戦う5人の戦士は、紛れもなく、私が出会った"はじめてのアイドル"でした。
力を合わせて戦う姿に感動しつつも、変身前の彼女達のなんてことない日常生活のシーンのほうが実はわくわくしていた私。今、重度のアイドルオフショット厨である私の原点は完全にここです。
自分のなかのアイドル観、ひいては人生観までも培ってくれた、もはや育ての親と言っても過言ではない、私にとって大きすぎる存在である「セーラームーン」。
そんなセーラームーンが今回のテーマということでとっても楽しみな反面、実は取材前は「私なんかがセーラームーンを語っていいのか……」と人知れずプレッシャーに押しつぶされそうになっていました。
がしかし、実際に取材をしてみると、セーラームーン云々の前に、ナンジャタウンが、コラボメニューという存在そのものが、アイドル性に溢れている。おうおう、こりゃ撮れ高たっぷりありそうじゃあないか。
そもそも、セーラームーンのアイドル性なんて今さら私が語るまでもない。次女・竹中夏海の著書『アイドル=ヒロイン: 歌って踊る戦う女の子がいる限り、世界は美しい』を読んどきゃ万事オーケーです。
私はここナンジャタウンにしかないアイドル性をお伝えしていくよ!
絶妙過ぎるネーミング! 愛情あふれるコラボメニュー
というわけで前置きが長くなりましたが、今回いただいたセーラームーンコラボメニューはこちら!
<©武内直子・PNP・講談社・東映アニメーション ©NAMCO>
<©武内直子・PNP・講談社・東映アニメーション ©NAMCO>
こちらの全14種のなかから、特に気になるものを6点オーダー。
まず1つ目はこちら、『行くよ!餃子でセーラープラネットアタック!』。
5戦士のイメージカラーの餃子に、揚げた餃子の皮であしらわれた月と星。ピッと凛々しく並んだ5つの餃子で、戦いに向かう5戦士の姿が見事に表現されています。
青い食べ物が好きな竹中さんは、迷わず亜美ちゃん(セーラーマーキュリー)餃子を食していました。
見た目もばっちりですが、私が注目したいのは、そのネーミング。
『行くよ!餃子でセーラープラネットアタック!』………意味が分かりません。
言いたいことはわかるけど、意味が分からない、けど雑っていうのともまた違う。愛情がこもってるのはすごくわかる。うん、わかるよ。あぁ、この絶妙すぎるネーミング、たまらん。
私がアイドルに惹かれるポイントのひとつに「つっこみどころ」があります。ただかわいい、だけではなんだか物足りない。ちょっとおバカな子、私服のセンスが独特な子……「え? なにそれ?」という引っかかりがあってこそ、より目が離せなくなります。それを自然とやっちゃう天然もののアイドルちゃんはもちろん推せる。
そして、そういう引っかかりを演出してくれる大人がいる運営もまた、推せる。だってそれってそのアイドルをよく見て、長所も短所もすべて"愛されるポイント"として理解してあげているってことだもん。
そんな愛ある運営に目のない私、このコラボメニューにはそれと同じものを感じる……愛を、感じるよ……!
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