かわいがられる人は、なぜ「これ」を大切にするのか

相手との会話の中で、共感を示すこと、すなわち、「相づち」「うなずき」「オウム返し」 などといった行動をとることです。これで相手に「私はあなたに共感し、尊重しています」という気持ちを伝えるのです。実はかわいがられる人は自然とこれをしています。相手のために何かする、または何かを与えるというとたいそうなことのように思ってしまいますが、実は相手への好意というのはこんな細部に宿っているものなのです。一一一好評発売中の『かわいがられる力』から一部を公開します。

かわいがられるコツ

人は好かれると、好きになる

 Kさんのことは今でも大恩人だと感謝しています。ですから、今でもこの会社の商品を店頭で見ると、このときのことを思い出します。
 先日買った万歩計もこの会社のもので、見ただけですぐに買ってしまいました。
 当時、私はKさんのために最善を尽くして仕事をしましたが、Kさんもまた、私の想像を超えるような行為を私にしてくれました。

 私たち人間には、
「好意には好意で報いる」
「受けた恩は返す」
「そっちがそうくるなら自分も……」
 といった行動が見られます。
 これを「好意の返報性」といいます。
 仕事上の情報をもらった際、たとえそれが有益な情報ではなくとも、「自分のことを気に掛けてくれている」「好意を抱いてくれている」といった想いを一般的には抱きます。
 そして、「何かがあった際にはお返しをする」「自分も好意を抱いていることを示したい」といった感情が具体的な形になることで、仕事上のつながりが深まっていきます
 相手に与えるのが「物」だとわかりやすいのですが、形がない場合もあります。
 それはたとえば、相手との会話の中で、共感を示すこと、すなわち、
「相づち」
「うなずき」
「オウム返し」
 などといった行動をとることです。これで相手に「私はあなたに共感し、尊重しています」という気持ちを伝えるのです。すると不思議なことに相手も「相づち」「うなずき」「オウム返し」をするようになり、こちらに対しても共感し、尊重してくれるようになってくるのです。

実はかわいがられる人は自然とこれをしています。

 反対に、悪気はないのだけれど反応が薄い人がいます。

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かわいがられる力

安田正

「かわいがられる力は、自分だけでなく、みんなを幸せにできる」 これが、40年にわたるビジネス人生で、1000人以上の役職者、数十万人のビジネスパーソンと接してきた著者の最終結論です。 著者も若い頃、「よい結果は自分で努力すれば得られ...もっと読む

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コメント

shoshaperson 好かれる人になるためには好意の返報性を用いるという記事。思えば内定者は、これは当たり前のように出来る人な多い気がする。それも多分無意識に。 https://t.co/B53fyEyuXn 2年以上前 replyretweetfavorite

pochakawanon かわいいやつめ、と思われると距離が縮まるよねー。 4年以上前 replyretweetfavorite