相手の期待を超えるほどがんばれますか?
「かわいがられる人」への道のり あきらめの悪い若者
◎断られてからが営業
私は、若い頃からどちらかというとハッキリ物を言う、生意気なタイプだったかもしれません。
先の大阪支店長時代に、何度も電話をしてやっとアポイントメントが取れた会社を訪問したところ、
「いやあ、すみません。タッチの差で今回の海外赴任者向けの英語研修、ちょうど今日の午前中に他社さんに決まってしまいまして……」
と担当者のHさんに言われてしまったことがあります。
普通だったら「万事休す。あきらめるしかない」という感じでしょう。
ところが私は引き下がるどころか、
「残念ながらそのやり方では、10 カ月勉強したところで、『ああ、やはり私は英語がうまくならないんだな』と変な確信を持つだけですよ」
と生意気にも言ったのです。
そして、どうして、うまくならないのか、その理由をとうとうと述べたのです。
cakesは定額読み放題のコンテンツ配信サイトです。簡単なお手続きで、サイト内のすべての記事を読むことができます。cakesには他にも以下のような記事があります。