たった30分で人生は変わる!

周りの若者は、仕事以外にも、飲み歩いたり、恋愛をしたり、趣味のスポーツをしたりと、「若さを謳歌」しています。それにひきかえ、私は「ああ、なんで僕だけこんな……」と、ただ泣くしかありませんでした。だからこそ、仕事で結果を残さなければならなかったのです。そうでなければ、自分自身の生きている意味がなくなってしまう……。そう考え、死にもの狂いで仕事をしていました。それなのに、営業ノルマを達成することができない危機に追い込まれたのです。この危機から救ってくれたのは!?一一一好評発売中の『かわいがられる力』から一部を公開します。

第一印象に自信がありますか?

「かわいがられる人」への道のり   スパゲティ屋の奇跡

◎原因不明の病気……。仕事の成果だけが生きている証だった

「おい、青年。そんなに青い顔をして何かあったのか」

 とある日の夕方、ガラーンとしたスパゲティ屋。
 注文したナポリタンの前でいっこうに手が動かず、大きなため息をつく私の耳に、そんな言葉が突然入ってきました。

「おい、青年」などといささか大げさな台詞ですが、その声や雰囲気は快活で温かく、そしてまるで私の心の奥までも見抜いているような、一瞬で人を信じ込ませるようなものがありました。

 声の主の男性は、50代くらいで髪の毛がほとんどなくツルツルとしていて、なんとも気さくな感じがする方でした。

 それは今から、30年以上も前、私が26歳の頃のことです。

 当時、私を取り巻く状況は最悪でした。小さな英語学校で大阪の支店長に なっていましたが、絶不調のさなか。
 24時間吐き気との戦いでした。気分が悪くて睡眠もろくにとれず、ウトウトするのが精一杯。毎日毎日本当に辛い日々でした。常にポケットにビニール袋を入れて持ち歩き、気持ち悪くなったらいつでも吐けるように備えているほどだったのです……。

 医者には自律神経系の病気だという診断をされていましたが、原因はハッキリしませんでした。ですから、これといった治療もできなかったのです。

 人生で最もエネルギーのある20代、周りの若者は、当然、仕事以外にも、飲み歩いたり、恋愛をしたり、趣味のスポーツをしたりと、まさに「若さを謳歌」しています。

 それにひきかえ、私は自分の惨めな状況を恨み、「ああ、なんで僕だけこんな……」と、ただ泣くしかありませんでした。

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かわいがられる力

安田正

「かわいがられる力は、自分だけでなく、みんなを幸せにできる」 これが、40年にわたるビジネス人生で、1000人以上の役職者、数十万人のビジネスパーソンと接してきた著者の最終結論です。 著者も若い頃、「よい結果は自分で努力すれば得られ...もっと読む

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