覚悟を決めて夢眠ねむと向き合おう」夢眠ねむ

先日の「W.W.D」ツアー国内最終公演@Zepp Tokyoの衝撃のライブが話題になっているでんぱ組.inc。連続インタビュー二人目はねむきゅんこと夢眠ねむさん。美大出身で美術家を志していた彼女は、なぜアイドルになろうと思ったのか。その挫折と再生の物語です。

夢眠ねむ(ゆめみ・ねむ)
170cm 7月14日生まれ B型 三重県出身
雑誌モデルや「DJねむきゅん」としても活躍するアキバと原宿を横断するサブカル系アイドル。特技はDJ!
ニックネーム:ねむきゅん
キャッチフレーズ:永遠の魔法少女未満
テーマカラー:ミントグリーン
ヲタクジャンル:美術、電波ソング

夢眠ねむ公式ホームページ
ブログ:夢眠ねむのユメミる世界日記
Twitter :@yumeminemu

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夢破れ やぶれかぶれになってた
ふと 気づいたら ここで笑ってた

アイドルであることへの違和感

私には常に違和感がありました。歌をうたう私。アイドルであることに馴染めていない私。夢眠ねむと私。私はもともとアイドルになりたかったわけじゃありません。アイドルと、アイドルを支えるファンという現象に興味があり、ある種の研究として入ったのがスタートでした。

そんな始まりだったから、自分のいる世界にどうしても入り込めない。かつてアイドルは、人形のようにアイドルであることを演じていたそうですが、今のアイドルは違います。やらされているアイドルよりも、アイドルであることにアイデンティティを持っている子のほうが多い。自覚とプライドを持ってアイドルになっている。

私は、その何かになるために産まれてきた人が一番リスペクトされるべきだと思っています。例えばでんぱ組.incのみりんちゃんは、「私はアイドルしかできない」と、ちゃんと口に出して言っている。そういう人がアイドルに成るべきだし、アイドルとして生きていくべきだと思います。これはアイドルに限った話ではありませんが、私はそうやって生きている人を心の底から尊敬します。

私はきっと劣等感を抱いていたんです。私は別にここにいなくてもいい。私はきっとアイドルじゃなくても生きていける。そういう人間が悠々とアイドルになりたい子を押しのけてここにいていいのか。いや、アイドルとして覚悟して生きている人には、本質的な意味で絶対にかなわない。

美術家を志していた私は、夢眠ねむという作品を生み出しました。それは私であって私ではない。アイドルとしても本物じゃない。全て本物じゃない私は、どこにも属すこともできない。いびつな自意識だけがずっとありました。

高い理想と現実の落差

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生きる場所なんてどこにもなかった—「W.W.D」発売記念連続インタビュー

でんぱ組.inc

いま大注目を集めるアイドルグループでんぱ組.inc。彼女たち自身が新しい代表曲と胸を張る「W.W.D」は、アイドルとしては異例の経歴を持つ彼女たちのドキュメンタリーソングです。この連載では、歌詞には描ききれなかったこれまでのこ...もっと読む

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コメント

kkkkssssnnnn @noko_noko69 @kommunityhell でんぱ組のこのひとの話を読むべきでしょう https://t.co/UWegqYVE2I <かつてアイドルは人形のようにアイドルであることを演じていたそうですが、今のアイドル… https://t.co/sahiqQtqCf 約1年前 replyretweetfavorite

__mory 140文字いっぱいにねむきゅんで埋めるキモいのが私だけど何か? cakesのインタビューは個人的に有料登録しても読んで損はないと思うけど… 1週間でどんな記事も読み放題の150円だし。 https://t.co/R2ZOQzDlIK http://t.co/iCXxfiUpjJ 4年弱前 replyretweetfavorite

chibiyasu1201 でんぱ組メンバーの紡ぐ言葉って、他のアイドルと一線を画するなあと思った記事→"アイドルであることへの違和感..." https://t.co/bzdXxnrtAs 4年弱前 replyretweetfavorite

umtic "私の見てきたインタラクティブアートは、どれも超ひとりよがりにみえました。それなのに、メイドってなんて万人向けなんだろう。私が美術家になるためには、ここからヒントを学べるかもしれない。" https://t.co/gyWhgMWGqc 4年以上前 replyretweetfavorite