深化」を究めた生涯—「アルフレッド・シスレー展‐印象派、空と水辺の風景画家‐」

都心から少々外れた練馬区立美術館で「アルフレッド・シスレー展‐印象派、空と水辺の風景画家‐」が開催しています。モネ、ルノワールといった印象派の有名な画家たちと比べると、いまいち地味なシスレー。しかし、作風を変化させることなく愚直に印象派の道を探求し続けたシスレーの作品たちには、じわじわと浸透してくる魅力があります。この機会に「深化」を続けた画家の美しい作品たちをぜひご覧ください。

西武池袋線中村橋駅を降りてすぐ。都内とはいえ少々のどかな雰囲気が漂う一帯に、練馬区立美術館はあります。いまこちらで開催されているのは、この地域になんだかしっくりとくる画家の個展です。「アルフレッド・シスレー展‐印象派、空と水辺の風景画家‐」。

シスレーの名は、なんとなく聞き覚えがあるという向きも多いのでは? そう、印象派と呼ばれる一群の画家たちのなかのひとりですね。印象派自体はたいへん人気が高いので、展覧会のテーマに選ばれることしばしばです。そんなとき、目玉作品として扱われるのは、たいていモネやルノワール、ドガといった面々のもの。

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アート・コンシェルジュからの便り

山内宏泰

世に“アート・コンシェルジュ”を名乗る人物がいることを、ご存じでしょうか。アートのことはよく知らないけれどアートをもっと楽しんでみたい、という人のために、わかりやすい解説でアートの世界へ誘ってくれる、アート鑑賞のプロフェッショナルです...もっと読む

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コメント

tomshirai シスレー大好き。 3年以上前 replyretweetfavorite

reading_photo 【cakes更新】どこより早い展覧会案内ーーアート・コンシェルジュからの便りにて、 #cakes 3年以上前 replyretweetfavorite