インスタントラーメンの聖地「カップヌードルミュージアム」へ!
こんばんは。なでksジャパン長女の二宮なゆみです。いきなりですが、私の過去の話をしてもいいでしょうか。
私が小学生の頃は食べ物の好き嫌いが多く、食べるのも遅かったので給食はちょっと苦手でした。掃除時間、休み時間になっても居残りで食べている……なんてこともしばしば。なので、午前中に授業が終わる土曜日は本当に特別な日でした。なぜなら、土曜日は給食がないから。そして、家でインスタントラーメンが食べられるから。
我が家では土曜日の昼はラーメンを食べながら、テレビでやってる吉本新喜劇を見るのが定番でした。普通にご飯も出ていたと思うのですが、その記憶はぜんぜん残っていません。東京で一人暮らしをしている今となっては、母親の料理のありがたみや美味しさを実感できているのですが、当時の私にとってインスタントラーメンが平日の給食の辛さを吹き飛ばしてくれる唯一の存在だったように思います。
辛さを忘れさせてくれる存在……インスタントラーメンって、アイドル性高くないですか?
ということで、今回、横浜にあります「カップヌードルミュージアム」へ行ってまいりました。(新人類・レイチェルは別の仕事でおやすみ)
正式名称は「安藤百福発明記念館」と言い、インスタントラーメンの発明者であり、日清食品創業者の安藤百福さんの生誕100周年とカップヌードルの発明40周年を記念して、2011年に建設された本施設。インスタントラーメン好き界隈では聖地として崇められています。
横浜の赤レンガ倉庫を連想させるオシャレな外観。横浜っぽい!
そして、入口から入ってすぐの広々とした空間も素敵。美術館みたいですよね。なでksの担当くんが「ここでちゃんと写真撮りたいなぁ」って4回ぐらい言ってたけど結局撮れなかったね。なんかごめん。
ちなみにこの日はカップヌードル44周年を記念して、日清食品の社員さんたちがカップヌードルを積み上げるギネス世界記録に挑戦していましたよ。
思い出のラーメンはどれ?
まずはこちらから、「インスタントラーメン ヒストリーキューブ」。1958年にチキンラーメンが誕生してから今日に至るまでに開発された、数々のインスタントラーメンが展示されています。
その数なんと3000点以上! ここでは必ずと言っていいほど昔話に花が咲きます。
長女・なゆみ「ねぇねぇ、スパ王とかラ王、学校ですんごい話題にならなかった?」
四女・麗奈「いや、私その時4歳だからさ……」
このように昔話に花が咲かない場合もありますが、個人的な思い出がパァっと頭の中に広がる感覚を味わうことができますよ。
おかげで、小6の時にクラス会で開催されたラーメンパーティーで、男子が私の卒アルにラ王をぶちまけたことを思い出しました。
好物だったカップヌードルミルクカレー味の復活を広報の方に頼む夏海
インスタントラーメンの生みの親・安藤百福の発想力
おつぎはインスタントラーメンの生みの親、安藤百福さんの生涯をアニメーションでたどります。百福さんの「クリエイティブシンキング = 創造的思考」の原点となる“6つのキーワード”を軸に、小学生から大人までが「ほぉ……」と感心しながら観れる内容となっておりました。
そんな感じで百福さんを学んだ後は、チキンラーメンが誕生した「百福の研究小屋」(再現)とご対面。
三女・桃子と麗奈がのぞいてる。かわいい。
私はもうこの時点で情にまみれております。ほぼ無一文からスタートし、4時間の睡眠で丸1年、百福さんたった1人で研究に明け暮れた小さな小屋……。泣ける。
私はくじけそうになったとき、いつも「進撃の巨人の世界に比べれば私の辛さなんて全然ましだ」と考えてるんですが、これからは「百福さんの並々ならぬ苦労に比べれば私の努力なんてまだまだだ」って考えるブームが来そうです。
鶏小屋と次女・夏海。今回はチキンラーメンをイメージして目玉焼きのブローチをつけてきたのだとか。
そんな泣ける研究小屋で記念写真。私と桃子、がっつり服装かぶってんじゃねぇか。
続いては安藤百福さんのクリエイティブな発想を知ることができる、「クリエイティブシンキング ボックス」
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