結婚できない美人アラフォー女に足りないもの
ずんずん 今日はフェル先生にぜひ聞いてみたいことがあって。
フェルディナント・ヤマグチ(以下、フェル) どうぞ。
ずんずん お金持ちと結婚したい女性って多い。でもお金持ちの男性ばっかり求めすぎちゃって、結婚できない女性が私の周りにもけっこういるんです。
フェル あ~、いますね!
ずんずん すごくきれいで魅力的で、でもいまはアラフォー。これまでたくさんのお金持ちと付き合ってるけど、結婚には至らない……。彼女たちには何が足りないんでしょうか。
フェル 「自己分析」ですね。自分の正しい市場評価ができていないんですよ。
ずんずん ……つまり、「付き合える女ではあるけど、結婚できる女ではない」ということでしょうか?
フェル みんな自分のことをそうは思いたくない。でも実際そう。もしかしたらもっと即物的に「今日はご飯で5万。ホテルで10万使ってもらった。私の価値は1日15万だ」みたいな計算はしてるのかもしれないけど、それってとてもみじめですよね。
ずんずん ハリー・ウィンストンをもらった私は女として価値がある、とか。
フェル そう言っている女友達の話を聞いて「私はもらってない! 私の価値は低いんだ!」と思ってしまったりね。そういう生き方や考え方を続けている限りは、きついですね。
ずんずん どうして評価基準が外部に依存しちゃうんでしょうか?
フェル うーん、家が貧乏だったんじゃないですか?(笑) もしくは「銭金がすべて」と考えている両親に育てられてしまったか。自分の家がきちんとしてたら、なかなかそういう感覚にはならないと思いますけどね。価値観を変えるのは難しい。ましてそれがアラサーアラフォーになっちゃったらなおのこと。
ずんずん 私からしたら「可哀想だな」って思うんですよね。常に不幸そうに見える。「将来が不安だから結婚しなきゃ、もっとお金持ちの男性はいないかしら」と考えているのに、どんどん年を取ってきて誰にも相手にされなくなっていく……こういう女性を目覚めさせるのは、難しいことなんですかね。
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