マウンティングおじさん」の餌食!モロだし病【後編】

中途半端なポジションに点在し、能力がある若者への嫉妬から、チクチクと言葉の攻撃を繰り返す「マウンティングおじさん」。そんなおじさんたちの標的になる「社会人モロ出し病」の陽太に、ずんずん先生が効果てきめんな処方箋を書き出します。グローバル企業の実態をおかしく描いた『外資系はつらいよ』で人気のずんずんさんの連載です。


ようわからんおっさんってどこのオフィスにもいますよね。




キレやすかったり、嫌味っぽかったり、不安感をあおったり、結局何が言いたいかわからなくて、でも話した後、なんとなく嫌な気分になる。

こうしたおじさんたちのことを「マウンティングおじさん」と呼びます。

まっとうな人間ならば、むやみやたらに相手を傷つけたりはしません。しかし、マウンティングおじさんたちは、あなたを攻撃し、委縮させ、自分の方が偉いと見せるのに必死なのです。彼らはその野生の本能をもってして、あなたが嫌がる急所を的確についてきます。

マウンティングおじさんはなぜこんなことをしてくるのでしょうか。

それは自信がないからです。

マウンティングおじさんは、本当にえらい人にはあまりいません。中途半端なポジションに点在しています。

おじさんは今まで頑張ってきました。自分が正しいという道を進んできました。しかし年齢と役職が上がるにつれ、そろそろ会社でのゴールも見えてきます。

そこに颯爽と自分より若く能力がある人間が現れたとしたら、おじさんは意識的、無意識的に嫉妬に狂います。嫉妬を感じる部分は自分が劣等感を感じる部分です。

女の嫉妬よりも男の嫉妬は恐ろしいものです。あらとあらゆる方法を使ってあなたを貶めようとするでしょう。

しかしながら、この他人の劣等感を過度に刺激してしまうタイプの人間がいます。

それが社会人モロ出し病です。

この人間は自分が相手の劣等感を刺激する存在だとは全く気付いておりません。逆に言えば悪意にさらされたことがない、ピュアな存在です。

若すぎる、いい大学出身、社名がいい、女だ……

自分の持ち物が相手の劣等感を刺激するなんて考えたこともなく、自分の発言が相手にどういった印象を与えるか、まったく考えていない。

ありのままの自分見せすぎ

なタイプです。

素直なことはいいことです。しかし、不用意に攻撃にさらされる必要はありません。

自分を守るためにはどうしたらいいでしょうか。

それはまず、相手に優越感を持たせること。

相手は、自分が上だと見せたいのです。それでしたらまずこちらから提供してあげましょう。
そして、次に相手の劣等感を刺激しないよう、決して自分のプラスポイントを見せないことです。

この二つを見せると相手は自分が受け入れられたと勘違いを起こします。

そうなるとどうなるでしょうか。不思議なことにあなたの話を聞いてくるようになるのです。

ずんずん「どう? 私の処方箋は?」

この続きは有料会員登録をすると
読むことができます。
cakes会員の方はここからログイン

1週間無料のお試し購読する

cakesは定額読み放題のコンテンツ配信サイトです。簡単なお手続きで、サイト内のすべての記事を読むことができます。cakesには他にも以下のような記事があります。

人気の連載

おすすめ記事

この連載について

初回を読む
Dr.ずんずんの社会人お悩みクリニック

ずんずん

自分の会社に不満を抱えている青年、出来内陽太(デキナイ・ヨウタ)。「こんな会社もうやめたい」と日々愚痴っている陽太の前に現れたのは、「産業メンヘラ医」を名乗る謎の女で……!? グローバル企業の実態をおかしく描いた『外資系はつらいよ』で...もっと読む

この連載の人気記事

関連記事

関連キーワード

コメント

luckyandrich1 https://t.co/Ro2rtyrWUV (; ̄ェ ̄) あー マウンティング加害者は 格下劣等感丸出し人間なんだな。 格下 格下 4年弱前 replyretweetfavorite

catpun_twi https://t.co/Ibrhjb8UqJ 4年弱前 replyretweetfavorite

ugetsujiro こないだもふじこふじこに結局もってかれた 4年弱前 replyretweetfavorite

Kaimaki30 「 マウンティングおじさん」の餌食!モロだし病【後編】 https://t.co/00BTJWMuXr 4年弱前 replyretweetfavorite