日本ではつい先日、世界最大級といわれる同人誌即売会イベント「コミケ」が開催されていたようですね。実は私、幼い頃からマンガを読むことがほとんどなく、ずっと縁遠く生きてくものだと思っていました。
今年の夏に行われたコミックマーケット
ところがパリに住むようになると、フランス人の「オタク」と呼ばれる人たちがずいぶん身近に感じるようになったのです。今回のパリジャン十色では、どんな時にパリで「オタク」な人たちを身近に感じることがあるのか紹介してみようと思います。
『BOOK OFF』はパリのオタクのパラダイス?
私が一番最初にパリの「オタク」と知り合ったのはTwitter上でした。まだ私が東京に住んでいた頃、東京観光に来るというアニメ・ゲーム好きのパリジェンヌと知り合って案内をしたのです。そして、その縁あって私がパリに移住した際、今度は彼女が私に「パリの日本人街」であるオペラ地区を案内してくれることになりました。
彼女は、日本食スーパーや、日本食レストラン、おすすめのフランス語学校など、パリに住む日本人が必要とするものをいろいろと教えてくれました 。彼女はもちろん日本人ではないのですが、そのエリアはジャパニーズ・カルチャー好きパリジャンにとっては行きつけの遊び場だったのです。
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