フィリピンの資産家と交渉を始めた

現地の英語教師たちの声を聞いてわかってきたフィリピン英語学校の実態。次に僕らは場所探しを始めた。

 次の日、僕らはMさんに連れられて、とある日本人経営の会社へと向かった。この会社は「セブポット」というフリー情報誌を発行しており、セブ島における日本人関連のビジネス情報はすべてここに集まるという。セブでビジネスを始めるのなら、ここを訪れずには始まらないらしいのだ。

 僕らを迎えてくれたのは、佐藤ひろこさんという小柄で美しい女性だった。打てば響くような聡明な人で、自然と会話が弾む。セブポットは企業設立支援サービスなども行っているという。僕らがこの会社を訪れた理由もそこにあり、英語学校を作るのに手頃な物件を紹介して欲しかったのだ。

 こうして僕らの物件探しが始まった。ずいぶんたくさんの施設を見て回った。以前学校をやっていた物件なら、居抜きで借りてほとんど内装工事などもしなくて済む。ところが手頃な物件はなかなか見つからない。以前の借り手が出て行ってしまうのには、なにかしらの理油があるのだ。あまり綺麗でなかったり、買い物できるところから遠かったり、治安がよくなかったり……。

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フィリピンで起業しました

松井博

2015年6月6日、フィリピンのセブ島にて英語学校を開校しました。起業への思いや、設立までの「フィリピンあるある」などなど、思い立ってから9ヶ月間の足取りを綴っていきます。

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y_yt Oh, what a cliffhanging moment! Are you a Scheherazade? (^_^)v⇒「僕たち3人は面食らって顔を見合わせた」> http://t.co/JoDDP44hUI https://t.co/zPTg2jRKNz 約3年前 replyretweetfavorite

tweetnews_col 【コラム】 約3年前 replyretweetfavorite

Matsuhiro このエピソードでは、初めて交渉相手が登場します。 約3年前 replyretweetfavorite

youki_s_tus 懐かしい! 約3年前 replyretweetfavorite