第10回 企画を「ひと言」で説明しろ

人の心を動かす最強のプレゼン術、いよいよ最終回です。企画を提案し相手を説得するには、企画の内容を一言で答えられるほどに企画の内容を自分のものにしなければなりません。マンガにおけるセリフづくりから見えてくる、相手に届くメッセージのつくり方とは?(2月21日刊行『プレゼンの極意はマンガに学べ!』(講談社)より先行公開)

 たとえば企画会議の席で、上司から「どういう企画なんだ?」と聞かれたとき、あなたは「ひと言」で答えられなければならない。
 それがどんな企画なのか説明するのにたくさんの言葉を要するのは、自分のなかでまだうまく咀嚼できていない証拠だ。
 その企画を通じて、自分はなにを提案したいのか。企画のぜい肉を削りに削っていったとき、最後に残るのは誰に向けたどんなメッセージなのか。それをしっかり考えつくしていれば、ちゃんと「ひと言」で答えられるはずだ。

 じゃあ、どうすれば自分の企画を「ひと言」に集約させられるのか?
 マンガを例に説明しよう。
 新連載の企画を考えるとき、作家たちは登場人物を考え、大ざっぱなストーリーを考える。キャラクターとストーリーが揃えば、物語についてなんとなくの道筋が見えてくるものである。
 次に僕が考えるのは、作品コンセプトの「セリフ化」だ。

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プレゼンの極意はマンガに学べ!

三田紀房

人の心を操り、自由自在に動かす最強のプレゼンノウハウは「マンガ」にありました。超人気作品を次々と送り出し、cakesでも『会社に左右されない仕事術』を連載中の漫画家・三田紀房さん。三田さんが、マンガ制作の舞台裏を明かしながら伝授する最...もっと読む

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コメント

sleeping_husky キャラクターをひとつのセリフまで落としこむというのはおもしろい 約5年前 replyretweetfavorite