肥満の原因は睡眠不足! 睡眠の質を上げる4つの方法

「肥満」と「睡眠不足」には、切っても切れない深い関わりがあります。寝る前のスマホや飲食、入浴など、ダイエットをより効果的にするために、今までの睡眠の取り方を考え直してみましょう。
「みんなの健康づくり」のプロ、予防医学研究者である石川善樹さんが、最新の生理学、脳科学、疫学研究、心理学、行動科学などを駆使して、ダイエットに成功するために、必要なことを解き明かします。もう絶対リバウンドしない、その名も『最後のダイエット』ぜひお試しください。

肥満の原因の大元は睡眠不足である

 ところで習慣といえば、すべてのひとが行っている、1日のうちでもっとも大きな習慣があります。

 それは、睡眠です。睡眠も、肥満にすごく関係があることがわかっています。じつは、睡眠不足だと、ひとは太りやすくなるのです。ひとが太る理由は「食べすぎ」と「運動不足」とみんな思っていますが、その背景として、睡眠不足も関係しているのです。

 睡眠で大事なのは、まずは量です。ひとによって違うのですが、だいたい6〜7時間の睡眠が必要です。1日の行動の予定は、睡眠を軸に決めてほしいくらい大事なことです。

そして次に大事なのは、質です。とくに寝る前の3時間の行動が、睡眠の質を大きく左右すると言われています。具体的には、寝る前の3時間に以下の行動をしている人は、睡眠の質が低くなっている可能性が高いです。

・テレビやスマートフォンを見る
・飲食をする
・寝る直前にお風呂に入る
・仕事をする

 もしかしたら、すべてあてはまる人もいるかもしれません。そういう人は、睡眠の質がかなり低くなっていて、太りやすくなっていると言っていいでしょう。

 なぜ睡眠不足と肥満が関係あるのでしょうか。

 まず、寝不足だと基礎代謝が下がります。また、元気がなくなって動かなくなるので、起きている間の行動による活動代謝も下がります。さらに、食欲を司るホルモンの分泌が乱れて、食欲が増します。つまり、代謝が減って、食べすぎるわけで、どうしても太りやすくなるわけです。

 また、睡眠不足だと、頭の働きが鈍るため、仕事の能率も落ちます。肌も荒れやすくなりますし、太りやすくなりますし、睡眠不足にいいことはひとつもありません。スケジュールをたてる際には、睡眠の確保を再優先して考えるようにしましょう。

睡眠を中心とした生活習慣のつくり方

 では、睡眠の質を高めるために、どうしたらいいのか。ひとことで言うと、脳が興奮しないように、体が休まるようにして、いい睡眠に向かうようにしてやればいいのです。

 先ほど、寝る3時間以内にすると睡眠の質が下がる、4つの行動をあげました。これらへの対策をしましょう。

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最後のダイエット

石川善樹

最新の生理学、脳科学、疫学研究、心理学、行動科学などを駆使して、「みんなの健康づくり」のプロ、予防医学研究者である石川善樹さんが人類史上最大の難問であるダイエットに解き明かしました! もう絶対リバウンドしない、その名も「最後のダイエッ...もっと読む

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コメント

kenzou 本買って終わり、じゃ意味ないけどこの本欲しいな 4年弱前 replyretweetfavorite

annjemi なにより耳に痛いかもしれない((+_+))  4年弱前 replyretweetfavorite