週刊ダイヤモンド
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第12回】オンライン英会話 脅威の進化
昨年6月、東証マザーズへの上場を果たしたオンライン英会話のレアジョブ。フィリピンの講師と日本のユーザーをつなぐモデルは今、多くの競合他社の参入を経て、新しい進化へのステージを迎えている。(前編)
1回当たり百数十円の英会話レッスンはどのように生み出されているのか──。約2年間にわたりオンライン英会話で学んできた記者が、その謎を解くために現地に飛んだ。
3月13日の朝、人々の喧騒で溢れるフィリピンの首都マニラに降り立った((1))。空港からタクシーに乗り込み、マニラ中心部を南北に走る「メトロマニラスカイウェイ」を北上すること約40分。フィリピン大学のキャンパスや住宅街が広がるケソン市内に入ると、日本最大のオンライン英会話「レアジョブ」の現地オフィスが姿を現した((3))。
東京の本社よりも広いフロアには、約130人のスタッフが働いている。ここでフィリピン人の講師たちの採用面接やトレーニングから、レッスン品質管理、学習アプリケーションの運営((4))に至るまで、全て彼らがチームとなって責任を持ち運営している((5))。
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この連載について
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今年こそ英語を習得しよう──。そう意気込むあなたを待っているのは、膨大な数に上る学習教材や、多種多様な英会話スクールといった「英語の海」だ。目的に合わせて、迷わずに実力を上げるにはどうすればいいのか。本誌では三つの方法に絞って、これま...もっと読む
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