第4回 流行とは「残像」である

企画を考えるときには、世の中における「空席」探しが必要だと学んだ前回。それでも、「世間の逆をいっても社内でつぶされるだけ」と「人気の席」を探したがる人もいるかもしれません。しかし、ワクワクする企画でビッグヒットを狙うには、ビジネスでも「逆張り」が不可欠なのです。(2月21日刊行『プレゼンの極意はマンガに学べ!』(講談社)より先行公開)

 ここで、実際にあなたが企画書やプレゼン資料を作成する場面を考えてみよう。
 きっと前回までの話を読んで「マンガと仕事はワケが違うんだ」「世のなかの逆を行くような企画なんて、実際には社内で握りつぶされて終わりだ」と反発する人も多いだろう。
 たしかに企画会議の場では、世のなかの逆を行くような企画はウケが悪い。頭の固い上司にかぎって、市場の動向を敏感にキャッチして、流行を追いかけるような企画を求めている。
 そして市場の動向を示す根拠として、多くの企画書では類似する他社商品の売上げ傾向や、ターゲット層への意識調査といった関連データが盛り込まれる。「空席」ではなく、世間の「人気の席」を探して、それと同じ条件の席をつくろうとするわけだ。

 しかし、ここでぜひ覚えておいてもらいたい。

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プレゼンの極意はマンガに学べ!

三田紀房

人の心を操り、自由自在に動かす最強のプレゼンノウハウは「マンガ」にありました。超人気作品を次々と送り出し、cakesでも『会社に左右されない仕事術』を連載中の漫画家・三田紀房さん。三田さんが、マンガ制作の舞台裏を明かしながら伝授する最...もっと読む

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